ハウツー
画像を流出させずに一部をぼかす方法
チャット内の名前、写真の顔、請求書の住所。スクリーンショットをフォーラムやクライアントに送る前に、機密部分は消さなければなりません。落とし穴は、どんなぼかしでも情報が本当に消えるわけではないこと、そして画像が途中でサーバーを経由すべきではないことです。
手順
- 画像マスキングツールを開き、画像をドロップします。プレビューはすぐに表示され、すべてはタブの中で完結します。
- プレビュー上で、隠したい部分ごとに矩形を直接描きます。複数重ねることもできます。チャット欄、ユーザー名、顔を一度にまとめて処理できます。
- モザイク(各ブロックが平均色に置き換えられ、元のディテールは完全に消えます)か、確実に消せる黒塗りを選び、適用してダウンロードします。出力時にはGPSを含むEXIFメタデータも除去されます。
軽いぼかしでは不十分な理由
ガウスぼかしや渦巻きエフェクトは不透明に見えますが、元の信号を多く残しています。研究者はこれらからテキストや顔を繰り返し復元しており、渦巻きに至っては数学的に可逆です。重要な情報なら、大きめのセルで復元不能なモザイクを使うか、できれば黒の塗りつぶしを使いましょう。このツールのモザイクが見た目だけのフィルターではなく、セルごとの真の平均色を計算するのはそのためです。
ピクセルの周りにも気を配る
見える部分の処理は仕事の半分にすぎません。機密部分が端の近くにあるならいっそ画像を切り抜き、メタデータも確認しましょう。写真はEXIFブロックにGPS座標、機器のシリアル番号、タイムスタンプを含んでいることがあります。マスキングツールはEXIFを自動的に除去します。EXIFリーダーで処理の前後を確認することもできます。
このガイドで使うツール
よくある質問
モザイクは復元できますか?
復元不能なタイプなら不可能です。モザイクの各セルはそのピクセルの平均色に置き換えられ、元のディテールはファイルから数学的に消えています。復元できるものは何も残っていません。テキスト(文脈から推測できてしまう場合があります)について絶対の確実性が必要なら、黒塗りが情報を100%除去します。
元の画像がどこかへ送られていないと、どうすれば確かめられますか?
このツールは HTML の Canvas 要素に直接描画します。画像はブラウザがデコードし、メモリ内で操作され、ネットワークリクエストに渡されることは決してありません。ゾーンを適用している間に DevTools の「ネットワーク」パネルを開けば、空のままであることが分かります。これはポリシーではなく、アーキテクチャです。そもそも呼び出すサーバーが存在しないのです。