アップロードなし, 100%ローカル, アカウントなし

ハウツー

MP3にアルバムアートを追加してタグを編集する

ファイル転送や焼いたCDのリッピング、古いアプリからのエクスポートは、プレーヤー上で白紙のカバーと誤ったタイトルのまま届くことがよくあります。タグエディタは音声に手を触れずにこれを修正します。JPEGまたはPNGを埋め込みカバーとしてファイルに挿入し、編集したテキスト項目を更新し、ストリームコピーで結果を書き込むため、音は元のファイルとビット単位で同じままです。

手順

  1. タグエディタを開いてMP3をドロップします。すでにID3v2タグが付いている場合、フォームは読み取れる範囲(タイトル、アーティスト、アルバム、トラック番号、年、ジャンル)を自動的に入力します。
  2. 編集したい項目を編集し、そのうえでJPEGまたはPNGをカバーとして添付します。多くのプレーヤーが想定するのは1辺500〜1000ピクセル程度の正方形画像ですが、どんなサイズでも受け付けられます。
  3. 実行します。ツールはffmpegのストリームコピーモードでタグとカバーを書き込むため、音声のデコードや再エンコードは一切発生しません。タグ付きファイルをダウンロードして、ライブラリに戻してください。

ID3タグとは何か、カバーはどこに存在するか

プレーヤーが表示するタイトル、アーティスト、アルバム、トラック、ジャンルは、音声データの直前、MP3ファイルの中に直接保存されたID3v2テキストフレームです。タイトルはTIT2、アーティストはTPE1、アルバムはTALBといった具合です。カバーアートは別の種類のフレームで、APIC(添付画像)と呼ばれ、リンクするのではなく画像のバイト列をファイルに直接埋め込みます。だからこそこの方法で追加したカバーは、MP3を別の端末やアプリにコピーしたあとも表示され続けます。ファイルとともに移動するのであって、元のあったフォルダとともにではないからです。

タグの編集が音声に触れない理由

オンラインのタグ編集サービスの中には、MP3を生の音声にデコードして新しいタグを書き込むために再エンコードするものがあり、音楽自体には何も手を加えていないのに、静かに音声を再圧縮して画質を少し削ってしまうことがあります。このツールはffmpegを`-c copy`で実行します。既存の圧縮済み音声ストリームを手つかずのまま直接マッピングし、周囲の小さなメタデータブロックだけを書き換えます。カバーを添付した場合はカバーフレームも同様です。出力の音声サンプルは、元のファイルにあったものとまったく同一です。

エディタが読み書きできるもの、できないもの

ID3はMP3プレーヤーが使うタグ形式であるため、このツールが受け付けるのはMP3の入力のみです。WAVやFLACには、それぞれ独自のコンテナのタグ付け方法が必要になります。カバー画像はJPEGとPNGに限られます。既存ファイルからの自動入力はベストエフォートです。一般的なテキストフレーム(タイトル、アーティスト、アルバム、トラック、年、ジャンル)は読み取りますが、コメントフレームは読み取らないため、ファイルにすでにコメントが付いていてもフォームには表示されません。もっとも、エディタは新しいコメントを書き込むことはできます。

このガイドで使うツール

よくある質問

カバーを追加するとMP3が再エンコードされて画質が落ちますか?

いいえ。ツールはストリームコピー(`-c copy`)でタグとカバーフレームを書き込みます。圧縮された音声データは、デコードされることなく入力から出力へそのままマッピングされるため、音声のバイトは変わりません。書き換えられるのは音声を囲む小さなメタデータブロックだけです。

同じ方法でWAVやFLACファイルにもアルバムアートを追加できますか?

このツールではできません。受け付けるのはMP3の入力のみです。ID3は特にMP3のタグ付け形式だからです。まず音声変換ツールでファイルをMP3に変換してから、そのMP3のコピーにタグを付けてください。WAVやFLACには、ID3ではなくそれぞれ独自のコンテナのタグ付け方法が必要です。

出典